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内窓(補助金利用)で手軽に断熱。

内窓を付けるだけの、お手軽断熱。

内窓が普及しはじめてから10年以上が経過しましたが、
まだまだ、その良さがすみずみにまで知れ渡っているとは思えません。
なぜなら、その良さは

「付けてみないと、わからない!」
からです。

これは断熱工事あるあるなのですが、
古い木造住宅(おもに昭和時代に建てられたもの)は、スキマ風や、床下の地面からの寒気、窓ガラスから押し寄せる外気などの影響を受けやすく、本当はとってもとっても寒いのです。
ですが、その家にずっと住み続けている人は、
「いやー、冬は寒いに決まってるやろ」と、
それが当たり前と思い込んでいることが多いです。


当たり前ではなく、家の中は、暖かくしないと体に悪いのです。

子供や孫は、
「じいちゃんの家は寒いけん、行きたくない!」
と思っているかもしれません。
そのためにファンヒーターをガンガン使って、灯油がどんどん消費されたら、 ぜんぜん省エネにならないですよね。

内窓を設置するだけで、とりあえず、窓から押し寄せてくる外気(寒気と熱気)の影響は、ほぼ半分に減らせるのです。
(内窓のガラスが「Low-e複層ガラス」の場合)
理想は「内窓プラス断熱材工事」

ただ、残念なことに、内窓だけ設置しても、家の寒さの根本的解決にはなりません。
本当は、外気の影響を受ける「壁・床・天井」にも断熱材を入れる必要があり、そこまですれば本当に暖かい「断熱住宅」に変身するのですが、費用がかかりますし工事も大がかりになるので、
まずは、もっとも外気の影響を受けやすい「窓」に内窓を付けてみるのは、お手軽断熱としておすすめです。
いまなら補助金利用でお得に内窓設置

内窓の設置には、先進的窓リノベという補助金制度が使えます。
例えば下の間取り図で、LDKの窓全部に内窓を付けるとして補助額を計算してみます。
(★ちなみに、一部屋に含まれる窓はすべて断熱しないと効果は半減します)
moderumadorimado.jpg
★出窓に内窓をつけたらどうなるの?・・・▼施工例です。出窓の形状によって異なります。

sekourei.jpg
■補助金試算
内窓の補助単価は、「窓の大きさ(大/中/小)・窓のグレード(SS/S/A)」で決まります。
今回は、グレード「S」の内窓で、大きさごとに補助金の単価を見ていきます。

【補助単価表】
hojotannka.jpg
・大サイズ 補助単価65,000円 × 1カ所 = 65,000円
・中サイズ 補助単価44,000円 × 1カ所 = 44,000円
・小サイズ 補助単価28,000円 × 2カ所 = 56,000円
              補助単価合計 = 165,000円 


■内窓の工事費
内窓は既製品ではなく、今の窓サイズに合わせたオーダーメイドとなりますし、
窓枠やふかし枠などの部材が必要な場合もありますので一概には言えませんが、
以下にLIXILという内窓メーカーさんの価格表を添付しますので、参考にされてください(あくまでも参考に)

【内窓価格表】
kakakuhyou.png

■工事費の見積り
さて、家によって大きさや必要部材がさまざまな内窓の工事費見積りは、
一度お宅に伺って、採寸してからメーカーに定価見積りを依頼します。
その上で、
・内窓の製品代
・部材の費用
・設置工事の費用
を算出し、その合計が見積り額となります。
先ほどの間取り図でLDKにLow-e複層ガラスの内窓4カ所を設置する見積額が35万円(税込)だとすると、


内窓設置工事 35万円
補助金額 165,000円
差し引き実質支払い額 
185,000円(税込)

だいたいの目安として検討してくださいね!

計画のたてかた

●昭和に建築された住宅

・・・家屋調査をすると、壁も床も天井も、断熱材が入っていない無断熱住宅、もしくは断熱材が入っていたとしてもペシャンコのヘナヘナになった断熱材があるだけ、という事例が多く見受けられます。
こういった住宅は、内窓を付けたくらいでは「うわあ、暖かくなった!」というほどの断熱効果は感じられないかもしれません。
ですので、とりあえず
お試し程度に「一部屋だけ」内窓をつけてみて、効果があると思ったら、追加でほかの部屋の窓にも内窓をつける、という計画もよいかと思います。
★2025年は、おそらく12月末くらいまで「先進的窓リノベ補助金」が申請できると思うので、1月2月にお試し内窓をつけて、その後に追加の内窓をつける場合も、両方とも補助金申請は可能になると思います。
(2025年の補助金制度の詳細はまだ公開されていないので、あくまでも予想です)

●平成に建築された住宅

・・・平成になると、住宅の省エネ化がすすみはじめるので、家によっては、ある程度の断熱材が入っている場合もあります。
今(2025年)の省エネ基準を満たしている住宅は少ないと思いますが、壁床天井にそれなりの断熱材が入っていて、かつ、窓のガラスがシングルガラス(ガラスが1枚だけの窓)である場合は、

内窓を付けるだけでも、それなりの断熱効果が期待できます。

その家に応じた断熱リフォーム


補助金がでるからとりあえず全部の窓に内窓を付けた!
という方もいらっしゃると思いますが、
できれば家の状態にあわせて、もっとも効果的な断熱方法を取り入れたいもの。


省エネリフォームの補助金制度は先進的窓リノベだけではありませんので、
ご相談くださいね!


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当社は2024年12月28日(金)~2025年1月8日(水)の期間、休業いたします。

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また、12月27日以降に届いた郵便物、メール、料金のお支払いについての連絡や対応も、1月9日以降となります。





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